2013/10/10Thu
転職活動の一連のプロセスにおける最後に"退職交渉"というものがあります。これまでお世話になった会社に退職の意思を伝えるのは非常に心苦しい瞬間だと思います。私自身も転職経験者ですから、気持ちはとても理解できます。そんな自分の体験も踏まえてというわけではありませんが、これから退職交渉に臨む転職希望者に対して、私がいつもアドバイスすることがあります。それは「強い意志を持って臨む」ということです。
思わぬ慰留を受けて心揺らぐということもあるかもしれませんが、そこは確固たる気持ちで臨むべきです。以前にもブログで書いたかもしれませんが、転職という選択は最終手段であり、大なり小なりリスクを負うことになります。現職のままでなんとかなるのであれば、転職などしないにこしたことはありません。現職で"どうしても実現できないこと"があるからこそ、やむを得ず転職に向けて行動をとったはずです。そうであれば、退職交渉のタイミングで心が揺らぐというのは辻褄が合わなくなります。
もし心が揺らいだのであれば、その原因として考えられることは「一時的な情に流されてしまっている」ということです。そんなときは「なぜ転職をしようと思ったのか」という原点に立ち返り、いま一度、強い意志を取り戻しましょう。自分自身の意志が弱い状態で退職交渉に臨んでしまっては、一時的な情に負けてしまうこともあり得ます。現職に留まっても転職理由は解決されていませんので、冷静になればまた転職したいと思うはずです。せっかく得られた内定もなくなり、一から転職活動を始めることになってしまっては後悔だけが残りますよね。
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