2013/11/18Mon
今朝の日経新聞の朝刊に、宇都宮大学が「地域貢献度」で3年連続全国2位という記事が掲載されていました。地域貢献度とは、全国737の四年制の国公私立大学を対象に、大学が人材や研究成果をどれだけ地域振興に役立てているかというものです。「組織・制度」(5問)、「ボランティア・防災」(4問)、「学生」(4問)、「企業・行政」(6問)、「住民」(4問)の5つの分野へのアンケート回答を点数化してランキングしています。上位から信州大学、宇都宮大学、岩手大学、茨城大学、群馬大学・・・と、地方(特に首都圏に多くの学生が流出するエリア)の国公立大学が健闘しました。なかでも北関東3県の県名を冠した国立大学はすべてトップ5に入っています。
リージョンズも地方専門の転職エージェントとして各地域の人や企業と常日頃接点をもっていますが、皆さん地域貢献に対する意識は非常に高いと感じます。教育機関も同様ですね。特に栃木を含め北関東3県は、頑張れば東京(の大学)へも通えてしまう距離にあります。そういう環境下でありながらも、あえて地元の大学を選択する学生は、そもそもが地元への愛着、地域貢献の意識が高いということもあるかと思います。それに加えて、文部科学省の方針を踏まえた各大学の地域貢献への取り組みが相まって、こうした結果がつくられているのでしょう。
リージョンズ株式会社 北関東カンパニー 佐藤照昭
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