先日、とあるセミナーを聞きにいきました。
会場は宇都宮大学!
久々の大学の雰囲気が懐かしいです。
テーマは「競争力強化のためのダイバーシティ~女性の力を企業の力に~」
2008年、ビジネスウィーク誌の「世界で最も影響力のあるヘッドハンター・トップ100人」にも選ばれた、橘・フクシマ・咲江さんという方の講演でした。
日本におけるダイバーシティ・マネジメントについて、
世界の名だたる企業において人材問題を解決してきた橘さんならではの考えを聞くことができました。
大手だけはなく、日本の中小企業における女性登用の問題について言及されていた部分で、
日本的な女性への考え方に対するアプローチ方法がとても印象的でした。
少しご紹介すると、
「外柔内剛」「integrity(誠実さ)としたたかさ」の重要性です。
たとえばコピーやお茶だしやそういった雑務作業が女性の仕事でそういった仕事しかできない、
女性は結婚や出産で仕事をおろそかにする、
など未だにそういう会社があるのか!?とも思いますが、
地方の中小企業にはまだまだ女性の活躍は進んでいないようです。
そんな中で働く女性へのアドバイスとして、
「したたかであること」が重要だそうです。
男性にはできない女性ならではの気配りをしっかりとふるまいながら、
自分自身の強い思いをもって仕事への結果をだしていくこと。
性差で扱いの違いや理不尽さを感じても、
それを結果をだすことによってサプライズを起こすこと。
そのサプライズが、企業の古い考え方を変えていく糸口となること。
「したたか」ってマイナスなイメージで使われがちですが、
仕事をするにあたっては、ほめ言葉でもあるなと感じました。
人への誠実さを忘れず、自分のやりたいことを「したたかに」実現していくこと、
日本の中小企業で働く、いち女性社員として勉強になった時間でした。
たまにはこういったセミナーもいいものですね。
お昼に食べた学食。これで350円!安い~!!