2026.02.17
こんにちは。
リージョナルキャリア栃木のコンサルタント、簑輪 翔太です。
2026年2月10日、栃木県が主催する企業向け見学企画で、JAXA筑波宇宙センター(茨城県つくば市)を訪問してきました。
宇宙関連企業を担当している立場として、一度は現場を見てみたいと思っていた場所。今回、ようやく足を運ぶことができました。

想像よりも「静か」だった管制室
一番印象に残ったのは、国際宇宙ステーション「きぼう」を管制する宇宙管制室です。
正直、映画のように大勢の人が並び、慌ただしく指示が飛び交う光景を想像していました。ですが実際は、数名体制。それぞれが担当領域を持ち、静かに画面と向き合っていました。
24時間365日止めることのできない仕事。
派手さはありませんが、緊張感と責任の重さが空気から伝わってきます。「宇宙を支える現場って、こういう場所なんだな」と実感した瞬間でした。
宇宙飛行士に求められるもの
宇宙飛行士選抜試験の最終段階で使われる閉鎖環境訓練施設も見学しました。候補者が1週間共同生活を送る場所です。
説明で印象的だったのは、「最も重視されるのは人格・協調性」という言葉。技術や語学力だけでなく、閉鎖環境で信頼関係を築けるかどうかが問われるそうです。
宇宙開発は最先端の技術分野であると同時に、究極のチーム戦なのだと改めて感じました。

ベンチャーとJAXA、それぞれの役割
日頃、私は宇宙ベンチャー企業と接することが多くあります。未来を語り、「これから実現する」というエネルギーを感じる現場です。
一方でJAXAは、日本の宇宙開発の歴史そのもの。H3ロケットや新型宇宙ステーション補給機(HTV-X)の展示を見ながら、挑戦と失敗を積み重ねてきた時間の重みを感じました。
夢を描くベンチャーと、土台を築いてきた中核機関。どちらが欠けても成り立たない。そんな構造が見えてきた気がします。
栃木から宇宙へ
今回の見学には、栃木県内企業も参加していました。宇宙産業への関心は、確実に広がっています。
すでに宇宙分野に関わる企業もありますし、技術を活かして参入を目指す企業もあります。その代表例の一つが、宇宙ベンチャーBULL社です。
▶BULL社 社長インタビューはこちら
栃木には、製造業の技術力や大学の研究基盤など、宇宙産業と親和性の高い土壌があります。これからさらに動きが加速していく可能性を感じました。
宇宙業界は「遠い世界」ではない
「宇宙業界は特別な人の世界」そう感じている方も少なくないかもしれません。
ですが実際には、自動車業界や精密機器メーカーなど、異業界から宇宙分野へ挑戦している方もいます。エンジニアに限らず、事業企画や管理部門など、関わり方は多様です。
その可能性は、決して一部の人だけのものではありません。
▶現在募集中の宇宙関連求人はこちら
少しでも関心をお持ちの方は、ぜひ一度ご覧ください。
今後も、栃木から宇宙産業の動きを追いかけていきます。
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